負けると悔しい。
当然です。
勝負である以上、勝ちを目指します。
だから勝てないと、いやな気持ちになります。
しかし、月並みですが、負けから学ぶことができます。
「負けから学ぶことができる」
そんなのは、誰でもわかります。
しかし、実際に試合で負けてると、なかなかそう思えないことが、多くあります。
場合によってはイライラと怒りが湧いてきて、考えられなくなります。
私はある時から、負けを少しずつ受け入れられるようになりました。
それは、そもそもの意識が「勝ちたい」から「強くなりたい」に変わったときです。
「勝ちたい」と思っているときは、勝てばうれしい、負けたらくやしい。
けれど。
「強くなりたい」と思っているときは、勝ち負けじゃなく、「どうしたら強くなれるか?」が大事です。
そして気づきました。負けたときのほうが、「強くなる成長のヒント」がよく見える、ということに。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。
まぐれで勝つことはあります。わかりやすいのは、相手がミスしたとき。
裏を返すと、自分が負けたとき、何か自分にミスがあったはずです。それはまぐれではありません。改善できる余地。のびしろです。
具体的には、自分の試合を見返していました。
もちろん、試合中に考えるのも良いですが、試合中に客観的になったり、落ち着いて考えるのは中々難しい。
だから、プレイを終わって、見返す時間を大事にしていました。
負けた試合を見て、どうして負けたのだろう? どういうミスが多いだろう? どこにのびしろがあるだろう? と考えて、見返しました。
その視点で見ると、必ず何かが見つかりました。
あとはそれを、少しずつ実践していくだけです。
これを繰り返していると、「負けた試合には、何かヒントがある」と思えるようになりました。
正直、負けると悔しいのは、消えませんでした。
でも、悔しいと同時に、「でも、必ずヒントはある」と思えるようになりました。
・・・
noteではモチベーションのヒントになる記事をアップしています。いいねをくれると、うれしいです。