鉄拳のメモ(ラッキークロエ使いだったひと)

鉄拳8やります。最高段位は鉄拳王。記事はあくまで個人のメモです。鉄拳7ではクロエ使いで最高段位は鉄拳神。

試合中は何を意識すれば良いのだろう?

自分のプレイを振り返ってみて、こうかなぁ、という案を出してみます。

 

前提:ごちゃごちゃ考えない

完璧な試合というのは、現実的には存在しない、と思う。確実にミスはある。

けど、それをすべて試合中に修正しようとしても無理がある。1ラウンドに小さなミスが10個あったら、1試合で30のミスとかがあって、それを「はい修正しましょう」とできるだろうか。私はできない。そんなに一度に考えられない。

細かいことはさておいて、大事なポイントだけ頭に入れておく、くらいが現実的だと思う。

ボクシングのセコンドも、試合中で「今のラウンドで26か所の問題が見つかりました。それぞれについて対策をお伝えします」とか言わないと思う。「こことここを意識しよう」くらいのシンプルなアドバイスになるんじゃないだろうか。聞いたことないけど。

細かいのは、動画を撮って後から見直したりして「あーここミスってるな、どうすれば良かっただろう」とかするくらいが現実的だと思う。

 

その1「操作がちゃんとできてるか?」

ちゃんと動かせてるか、という部分。

これはその日の初めのほうだったり、逆に疲れてきたりしてきたときとかにありがちだけど、そもそも動かせてないと、読みあい以前の問題になっちゃう。

ガードしてるつもりが食らってるとか、コンボができてないとか、確定反撃が反応できてない、とか。

もちろん100%完璧にはいかないけど、「いつもの自分」くらいにはできてるように意識すると良い気がする。

 

その2「何を食らってる?」

実際にはこれの意識が結構大きい気がする。

例えばなんかコンボされてる回数がこっちより多いときは、なんでコンボ食らってるんだろう?とか。

すごい攻められてるとしたら、どんな技で、あるいはどんなシチュエーションで攻められてるんだろう?とか。

わかりやすく「これを食らいまくってる」とかが無い場合もあるけど、そういうときは、どういうシチュエーションで不利になってるだろう?とか。

 

その3「自分の試合展開がつくれてるか?」

なんとなく感覚的に「流れがよくない」というときは、相手のペースに飲み込まれている、という場合が多い。「相手がこうくるから、じゃあこっちはこうして。。」という考えは一見正しいようで、常に相手が先手になってしまっている可能性がある。

基本的には「自分のゲーム」をしたほうが有利なはず。まぁ、そんな簡単にできるもんじゃないけど。

 

番外編:あきらめる

あきらめは大事。投げやりになるという意味ではなくて、「この部分については相手が上手だ。ここでの読みあいは不利になるのはしゃーない」とか「この連携は全然知らないし、対処法がわからないからいいや」みたいなあきらめ。

前提で書いたように、あれもこれもやろうとしても上手くいかないことが多い。それならできないことはあきらめて、「ここだけは譲らない」というポイントを設けるとブレずにすむ。

例えば「この技だけは食らわない」とか「ここの確定反撃は絶対に入れる」とか「いくら食らってもいいから壁だけは背負わない」とか。

 

番外編:テーマを持つ

「あきらめる」で書いたように、テーマを持つとぶれない。

他の例を出すと「いつもここで攻めたくなっちゃうけど、様子見してみよう」とか「この技の後は、横移動を多めにしてみよう」とか、細かいことでも良い。

正直、それで勝てるということは少ないけど、確実に進歩できる。

それに、勝敗以外に意識がいく。勝った負けたじゃなくて、自分で決めたテーマを達成できたかどうか、に集中できる。

正直、勝負というのは、まぁ勝ったり負けたりするものだと思う。それを「今日は勝率80%目指そう」と思っても、相手次第なところがある。「あー、全然勝てなかった。。」というのはどうしても一喜一憂で、コントロールできるものではない。

それに比べて「今日は壁コンボをミスらないようにしよう」とかであれば自分次第で達成できる。

 

 

他にも色々あるとは思うけど、今思いつくものを列挙してみた。

たぶんほかの格ゲー、というか他ジャンルのゲームにも適用できると思う。